2026年度 グッドデザイン賞 二次審査会+ベスト100選考会現場レポート 3日間に及ぶ白熱の審査

2026年度 グッドデザイン賞 二次審査会+ベスト100選考会現場レポート 3日間に及ぶ白熱の審査

真夏の暑さが続くなか、2026年度グッドデザイン賞の二次審査会は、外の気温にも負けない熱気に包まれました。広い会場に並んだ数千点もの応募デザイン。審査委員たちは、実際に手に取って使ってみたり、意見を交わしたりしながら、一つひとつのデザインに真剣に向き合い、審査しました。そしてついに、長時間にわたる審査を経て、二次審査通過対象(受賞内定)が決定!さらに最終日には、「グッドデザイン・ベスト100」の選考、確認会も行われました。

2026.8.21

デザインに、いかに“情緒”を取り戻すか──ヤマハに学ぶ「うまみのあるデザイン」

デザインに、いかに“情緒”を取り戻すか──ヤマハに学ぶ「うまみのあるデザイン」

2026年3月、東京ミッドタウン・デザインハブで開催された「フォーカス・イシュー2025 発行記念イベント『デザインの自由と解放』」。そのセッション2では、2025年度グッドデザイン賞審査副委員長であり、フォーカス・イシュー・ディレクターを務めた倉本仁の提言「デザインに『情緒』を取り戻す」を元にしたディスカッションが交わされた。登壇したのは倉本に加え、ヤマハ株式会社参与・デザイン研究所所長の川田学。モデレーターは、Podcast番組「デザインの手前」を配信する編集者の原田優輝と山田泰巨が務め、本セッションは同番組の公開収録を兼ねて実施された。手がかりとなったのは、「情緒の塊」とも言うべき道具──楽器だ。噛むほどに味わいが増す「うまみのあるデザイン」とは何か。言葉にできないものを、組織はどう扱えばいいのか。楽器づくりの現場を入り口に、議論は「情緒」の核心へと進んでいった。

2026.9.3