2026年度グッドデザイン賞 応募受付開始!締切は5/21まで
2026.4.10
2026年度の応募受付が、4月1日からスタートしました! ここでは、今年度から新体制となる正副審査委員長の「抱負」と「応募における期待」をご紹介します。あわせて、3月開催の正副審査委員長記者発表会と、4月のキックオフ・セミナーをレポートします。
未来へつながるデザインの70年、グッドデザイン賞の審査を今年度もレポート!
「GOOD DESIGN REPORT」では、今年度も審査過程やイベントの様子をJournal編集部が取材し、グッドデザイン賞の最新情報をお届けします!
今年度、グッドデザイン賞は70回目の開催となります。そして2027年度に、70周年を迎えます。これに先立ち、2026年度から、グッドデザイン賞事業のさまざまな場面で「70周年」をお祝いするコミュニケーションをはじめます。これまで70年間共に歩んできてくださった皆さまに感謝を伝えながら、これからの未来に向けて、グッドデザイン賞がどんなことを目指していくのかを、さまざまなイベントや活動で伝えていきます。
そんな記念すべき節目の開催を彩るグラフィックデザインは株式会社6D-K 木住野彰悟さん、コピーは株式会社上田家 小山佳奈さんが手がけています。

新たな正副審査委員長が決定!

2026年度の審査委員長は中川淳さん、副委員長は川上典李子さん、鈴木元さん、原田祐馬さんの4名に決定しました。今年度からチームは新体制に。新しく就任した正副審査委員長は、多様な専門分野のメンバーで構成されており、豊富な経験とさまざまな視点からの審査が可能になっています。

3月に行われた記者発表会では、質疑応答が活発に行われました。
審査副委員長が今年度から3名となり、合計4名となったことについて、「それぞれデザインへの関わり方や立場の異なる視点を、どうバランスよく交えていくのか」という質問が投げかけられたのに対し、中川さんは、
「これまで、私はデザインそのものについて考える立場ではあまりなかったので、自分が見えない部分を3人に補ってもらうという体制になっています。鈴木さんにはプロダクト、原田さんにはグラフィックや地域の取り組み、そして、川上さんにはコミュニケーションの専門家として参加してもらっている」と話し、
「グッドデザイン賞はやはりデザインの賞。経営者が常にその点を意識しているかというとそうではありません。しかし、デザインだけで物事を成し遂げることはできないと思うので、経営サイドの理解も必要です。その両方を呼び込み、つなぐのが自分の役割だと思っています」と、この4人体制である必要性を語りました。
続けて、鈴木さんは、 「近年、グッドデザイン賞の応募総数は大幅に増えており、審査の際に見るべき視点も非常に多岐にわたっています。この4名体制は、それぞれが異なる視点を持って評価できるため、とても良い体制だと思います」と語りました。
今年度のメッセージに込めた想いと審査のポイント

4月に開催されたキックオフ・セミナーは、正副委員長による今年度のメッセージについての紹介でスタートしました。

中川さんは、自身のメッセージについて次のように語りました。
「今の時代における良いデザインには、大きく二つの要素があると考えています。一つは、人が本能的に美しいと感じるかどうか。もう一つは、社会性があるかどうかです。この二つの観点で評価されることが多いのではないかと思います。 ただ、私自身、事業会社を経営する中で感じているのは、デザインの力はそれだけにとどまらないということ。例えば、会社の意義やミッション(役割)、ビジョン(展望)、パーパス(目的)といった部分まで、デザインは世の中に届ける役割を果たしてくれます。プロダクトやサービスがその接点となり、普段はなかなか伝わりにくい会社の本質を可視化することができる。審査にあたっては、このような点も重視して見ていきたいと思います」と、審査のポイントを交えながら話し、
「会社の目指す方向性の解像度が高く、明確に示されていなければ、デザイナーはそれを正しく解釈して形にすることができません。グッドデザイン賞の受賞は、経営サイドとクリエイティブサイドが共に手を携えて取り組むことが不可欠である。今年の審査でも、その点を意識しながら臨みたいと思います」と、語られました。
また、メッセージの具体的な解説として、空間に調和する存在感に着目した株式会社マーナの洗濯カゴ「ランドリーバスケット」を例に挙げました。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/28586「マーナの製品は非常に良いデザインとして評価されています。しかし、もしこれが(自身が会長を務めていた)中川政七商店の製品として応募していたとしたら、私は違う答えが出ていたのではと思う。人が見て本能的に美しいと感じるか、社会性があるかという点は変わらないかもしれませんが、マーナと中川政七商店では、会社で目指す世界が異なります。
中川政七商店は『日本の工芸を元気にする』ことを目指しており、樹脂製品はほとんど扱っていません。仮にこの製品が中川政七商店から応募されたものだったら、会社のプロダクトの奥にあるブランドや会社のミッション・ビジョン・パーパスを、デザインとして表現するときに、素材選択として違うのではないか。会社の理念に沿っていないので、受賞候補から外すべきかもしれないと考える」と、会社の理念とデザインの整合性が重要であると語りました。

川上さんはこれまでにグッドデザイン賞の審査委員を務めた経験から、今年度のメッセージについて語りました。
「どのような考えのもとで、どんな対話を重ね、プロジェクトやプロダクトを形にしたのか。その背景を見落とさず評価したいと思います。応募の際には、こうした経緯や考えを力強く伝えてほしい。その中から浮かび上がるデザインが、次の時代のデザインを示す大きな一歩になると考えています。ですから、“かたちづくる”には大きな意味が含まれています」と、応募者や企業・組織のこれまでの活動や歴史も重視していることが語られました。
応募者の独自性や継続性という点で、そして他の会社からは出てこない素晴らしい力強い提案として、レンズ交換式ミラーレスカメラ「Sigma BF」が紹介されました。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/286191961年に創業した株式会社シグマは、長年レンズメーカーとして活動してきました。Sigma BFは、改めてカメラの原点である「カメラオブスキュラ」に着目して新たに発表したカメラです。
「このカメラは、アルミニウムインゴットを7時間もかけて丁寧に削り出し、精度が高く丈夫なカメラの外装を実現しています。カメラとは何か、カメラを持つ喜びや写真を撮る喜びを、気軽に写真を楽しめる現代に改めて問いかける、企業としてのメッセージが非常に明快。作られた製品の存在感や力強さ、美しさも印象的でした。関わった人々が完成時に大きな喜びを感じたことも伝わってくる。複合的な意味で、この企業ならではの事例だと感じました」と語りました。
鈴木さんも加えて、「中川さんがおっしゃっていた『ビジョンに資するデザイン』という言葉にも、とてもピッタリだと思う。シグマはレンズメーカー。カメラ本体を極限までミニマムにすることで、レンズにフォーカスが当たっている。こういうデザインはビジョンの中で生まれているデザインなので、他のカメラメーカーとは少し違うアプローチがされていて良いデザインだと思います」と、その会社ならではの“らしさ”について語られました。

鈴木さんは、「デザインとは、混沌とした社会の中に美しい“かたち”を作る営みだと思います。ここでいう“かたち”には、プロダクトや建築などの造形も含まれます。しかしそれだけでなく、地方の暮らしのかたちやケアのかたちのように、これまでバラバラだったものが秩序を持って立ち上がる状態も“かたち”だと考えています。“かたち”と意識すると、ある一つのまとまりに対する完成度を考えざるを得なくなります。良いアイデアや思想だけでなく、デザインの背後に、それをまとめ上げる秩序や具体性があるかどうかが重要だと考えています」とメッセージについて話し、
「取り組みやサービスのようなエントリーである場合は、背後にある理念や考え方だけではなく、ユーザーとして体験してみた時に、理念・ビジョンが細部にまできちんと浸透しているのかどうか。それが一つの“かたち”=“らしさ”として感じられるほどの具体性を持った、手触りのあるものとして存在しているのかに注目していきたい。 また、モノのデザインについては、完成度の高さはもちろん大事ですが、新しい暮らしや新しい関係性を生み出しているか、そこからさらに、“かたち”の先にある“かたち”という点にも注目したいです。
プロダクトデザイナーは、現実的な矛盾を抱え込みながら、それを破綻させずに調和のある造形としてまとめ上げるという作業をしています。デザインが広げる暮らしや関係性などの全体像も含めて、美しい“かたち”を、ぜひ審査で見てみたいと考えています」と評価のポイントと期待を語りました。
さまざまな要素をうまくまとめながら、一つの美しい手触りの“かたち”になっている具体例として、精成舎の器「うづらシリーズ」をあげました。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/33130「uzra(うづら)」は、新しい環境に配慮された材料「晟土(せいど)」を使って作られた肥前吉田焼の器シリーズです。釉薬を使わずに焼成でき、CO₂排出量を約40%削減。不良とされがちな鉄粉も、あえてデザインとして取り入れて高い良品率を実現しています。
「技術を自分たちだけで抱え込むのではなく、他の窯元にも開放して、みんなで作っていこうという取り組みにもなっています。先ほどの話に当てはめると、“かたち”そのものはもちろん美しいが、捉えている視点が非常に大きい。それがものすごく具体的で非常に美しいアウトプットとして作られている。すべて“かたち”の美しさが出ている非常に良い例」と語られました。

原田さんは、「想像力を灯すデザインとは、グッドデザイン賞の審査に関わる中で感じる、受賞作の多くが人と人をつなぎ、社会をあたたかくする力を持っていることを指しています」とメッセージについて触れながら、
「例えば、身近なペン1本でも、使いやすい、なんとなく良い、と感じることがありますが、そこには必ず理由があります。その理由を審査委員同士で丁寧に議論し、なぜ良いのかを言葉にしていくのが審査のプロセスです」と審査の進め方について話し、
「そうして見えてきた良さは、グッドデザイン賞の受賞後、徐々に人と人をつなぎ直す役割を果たしていくのではないかと感じています。デザインは、作り手だけでなく、企業や流通など多くの人が関わって成り立つものです。その背景も含めて評価していく点は、グッドデザイン賞ならではの特徴。そのうえで、改めて大切にしたいことが二つあります。一つ目は、静かに人と人をつなぐ仕組みを見直すこと。二つ目は、見過ごされがちな小さな配慮から生まれたプロダクトや取り組みを見つめ直すことです」と語りました。
そしてメッセージの具体的な例として、鹿児島での地域再生プロジェクト「小浜ヴィレッジ」をあげました。
https://www.g-mark.org/gallery/winners/33736桜島と錦江湾を見渡せるきれいな場所にある、小さな集落「小浜」は、人口が約650人と少なく、過疎化が進んでいます。その問題を解決するため、民間の人たちが中心になって新しい地域づくりのプロジェクトが始まりました。地元の工務店が企画や運営を行い、工務店を含めて7つのオフィスと6つのお店が集まり、コミュニティを作りながら、仕事と生活が一緒になった暮らしの場を育てています。
「まさに私が、『想像力を灯すデザイン』と書いたように、この『地域に未来を灯す現代の村』というタイトルにも、『灯す』という言葉が使われていた。建築家だけでなく、事業者やコミュニティナースの人々も参加しています。新しくできる場所に何が必要かを地域の人たちと一緒に話し合い、誰のために、地域のために何が必要かを考えて建築ができあがっていっている。ある種完成がないような作り方をしていて非常に面白い」と、未来に向かって柔軟に広がるデザインについて語りました。
皆さんのメッセージを聞いた中川さんは、
「今日のように丁寧な対話の時間と場があるからこそ、違う言葉で語られていても同じことを言っていると理解できます。しかし、仕事の現場において、関わる全員が共通の言葉で話し合える状況は、まだ十分とは言えない。経営・事業者とデザイナーの間で、日常的に通じる共通言語を作り上げることが必要です。ブランドやブランディングといっても、関わる人によって認識は異なります。職能ごとに役割や視点が違うのは当然としても、言葉の定義や認識が揃わなければ、良い取り組みは生まれないのでは」と、経営者とデザイナーが分かり合える言葉を作っていく必要性について語られました。

また、これを受けて鈴木さんは、 「中川さんの『ビジョンに資する』というのは面白い視点だなと思いました。デザイナーがデザインをする時に、企業のビジョンのことをもっとちゃんと考える。これは企業の社長からしたら、こんなに心強い組織はないと思います。美しいかたちとして統合的に見せる力は、まさにデザインならではの強み。『ビジョンに資する』という考え方は非常に良いメッセージだと感じますし、私たちの考えとも重なる部分が多いと思います」と語りました。
そして、デザイナーの立場から留意する点として鈴木さんは、 「ビジョンに資するデザインは、単なる発注者と受注者という関係性だけでは、なかなか到達できないものだと思います。発注者が一方的にデザイナーに依頼するだけでは不十分。逆に、自分はデザインが分からないから、とデザイナーを過度にリスペクトして、すべてを委ねてしまうのも適切ではありません。
重要なのは、密に対話を重ね、時間をかけて互いの悩みや考えを共有することです。そうしたプロセスを経て、はじめてビジョンが具体化していくのだと思います。二人三脚で、どのように形にしていくかを共に考えることが、何より大切」とデザイナーと経営者のそれぞれの心構えについて語られました。
今年度の応募のポイントと、期待すること
エントリーシートの具体的な書き方として、原田さんは「冊子をしっかり読んでみてほしい。審査の重視点は、2026年度グッドデザイン賞 応募のご案内の15ページに載っています。 ここにカテゴリー、ユニットごとの審査のポイントが細かく書いてあります」と具体的なページ数を示しながら、「各カテゴリーやユニットごとの審査ポイントを押さえると、応募内容が伝わりやすくなります。そして、デザインの本当のパッションを描くことが、審査での火種になります」と語りました。

また応募の際に登録する「メイン画像」の重要性はもちろん、写真のポイントとして、「デザインの象徴的な写真だけでなく、デザインの目的やことを伝えるために別の写真や動画が必要であれば合わせて提出してもらえたら」と応募のポイントが語られました。


グッドデザイン賞 エントリーのポイントはこちら
加えて、「選ばなかったものや迷ったものを明示することで、そのデザインらしさの輪郭がよりはっきり見えてきます。さらに大きな視点では、やらない、という選択も戦略であり、企業がなぜ存在するのかというビジョンにもつながる」と、メッセージの伝え方についてアドバイスする場面もありました。
そのほかの具体的な応募のポイントは、今後開催される「審査の視点セミナー」でも詳細に解説される予定です。またオンラインでの「個別相談会」も開催しています。応募手続きを進めている方や、応募に迷われている方はぜひご活用ください!
2026年度グッドデザイン賞 応募関連イベントのご案内はこちら ※各セミナーのリアルタイム配信は実施しませんが、後日、アーカイブ動画配信を行います

最後に今年度の応募に期待することとして、中川さんは「今年度の応募プロセスを通じて、デザイナー陣と経営陣がしっかり議論するきっかけになればと思います。ビジネスとデザインの協働がよりスムーズになり、そうした場として育っていければ」と語り、
原田さんは「応募者同士がもっとつながる場になればと思っています。単純に受賞して終わりではなく、その後も互いに意見を交換したり、審査委員だけでなく応募者同士でもコミュニケーションが取れる状況が生まれるといいですね。今日も、隣の人は応募を考えているかもしれませんので、この後、ぜひ話してみてほしいです。また、東京・大阪・福岡だけでなく、もっと多様な地域の方々からの応募も期待しています」と語りました。

グッドデザイン賞のスケジュール
2026年度の募集〜受賞発表までのおおまかなスケジュールがこちらです。 応募から約半年間かけて審査し、受賞発表が行われます。

応募に必要なステップ 1. アカウント登録をする 2. 応募情報入力用の「エントリーサイト」にログインする 3. 応募デザインの必要情報を登録する 応募は、5月21日13:00までです。まずはアカウント登録から始めましょう!
あらためて知りたい、グッドデザイン賞とは?
最後にあらためて、今年度70回目を迎えるグッドデザイン賞とは、「Gマーク」とともに広く長く親しまれながら、 デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動をしています。応募対象は、有形無形のあらゆる「デザイン」です。生活用品やデジタルアプリ、地域への取り組みなど応募カテゴリーは幅広く、長く続くデザインから未発表のデザインまで応募が可能です。「受賞のメリットとは?」「どのように審査をしているの?」などの詳しい情報は以下をご覧ください! https://archive.g-mark.org/entryguide/
朝倉千恵子
執筆
書店で働きながら本や映像を制作する。TABF2025に参加。チェルフィッチュ『三月の5日間リクリエーション』や『リビングルームのメタモルフォーシス』に参加するなど俳優としても活動している。
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