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「よいデザイン」がつくられた 現場へ

よいデザイン、優れたデザイン、 未来を拓くデザイン 人々のこころを動かしたアイデアも、 社会を導いたアクションも、 その始まりはいつも小さい

よいデザインが生まれた現場から、 次のデザインへのヒントを探るインタビュー

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今回のお訪ね先

東神開発株式会社/CEKAI/DDAA

道からつくったフードコート

2026.02.13 【PR】

玉川髙島屋S.C.(ショッピングセンター)という商業施設の一角にありながら、フードコート「P.」は目的を定めて行く場所ではありません。コーヒーを飲みに立ち寄ってもよく、何も買わずに通り抜けてもよい。普段着にサンダルでも、少し背筋を伸ばした装いでも、同じように受け入れてくれる。二子玉川の通りに生まれたこの場所は、そうした自由を肯定する空間です。 このプロジェクトの合言葉は「完成しない街角」。完成をゴールにせず、時間帯や季節、人の使い方によって更新され続ける通りづくりが構想されました。本稿では、ディベロッパーである東神開発と、グラフィックデザインを担ったCEKAI、ランドスケープとインテリアデザインを手がけたDDAAへの取材を通して、「P.」がどのような考え方と決断の積み重ねによって形づくられてきたのかをたどります。


「道」をつくる、という発想

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玉川髙島屋S.C.内にオープンしたフードコート「P.」とアレーナ通り。国道246号線から一本入った、二子玉川駅から徒歩2分の場所にある。Photo: Kenta Hasegawa

― このプロジェクトは、どのような背景から始まったのでしょうか。

清瀨和美(東神開発 取締役) 2024年に玉川髙島屋S.C.が開業55周年を迎えたのですが、これを記念した大規模なリニューアルが始まり、このプロジェクトもその計画の一部として、およそ5年をかけて行われました。百貨店系列のショッピングセンターということもあり、よそ行きの場という印象はあると思いますが、来館者の約7割が半径2km圏内の在住者という、非常に地域密着型の存在でした。いわば「知っている人だけが使う場所」だったんです。

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アレーナ通りに面して開かれたフードコート「P.」は、通りとしての機能と、滞在できる場の性格が重なり合う。

清瀨 ただ、駅の反対側のエリアで大規模開発が進み、新しい住民が増えていく中で、このまま内向きでいいのか、という危機感がありました。特にこのアレーナ通りは、かつては高級ブランドが並ぶ象徴的な通りでしたが、そのため人通りが少なく、用事のある人だけが足早に通り抜ける場所になっていたのです。

そこで、「通りそのものを楽しい場所にできないか」「地域の人が、目的がなくても歩きたくなる場所にできないか」と考えたことが、このプロジェクトの出発点です。

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東神開発 取締役・清瀨和美さん。通りそのものを楽しい場所にするという発想が、プロジェクトの起点となった。

― 道をつくる、人が集える場をつくろうという計画なのですね。そのためのデザインチームは、どのように組まれたのですか。

清瀨 最初に相談したのは、クリエイティブアソシエーションCEKAIの安田昂弘(たかひろ)さんでした。グラフィックデザイナーとしてだけでなく、構想段階から一緒に考えてもらえるプロデューサー的な役割をお願いしました。

安田昂弘(CEKAI アートディレクター) 東神開発さんは髙島屋グループのディベロッパー事業を担っていますが、2023年の京都髙島屋S.C.の再構築・増床プランにおいて、館内サインをはじめとしたグラフィックデザインを依頼されたという経緯がありました。

清瀨 その時に安田さんはいろいろなプランをお持ちであることがわかり、単純にグラフィックデザインをしていただくだけではもったいないと、感じていたんです。そこで安田さんに「こんなことをやりたいけれど、そもそも可能なのか」「実現するとしたら、どう考えればいいのか」といった、非常にふわっとした相談から始めました。

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CEKAI アートディレクター・安田昂弘さん。構想段階からプロジェクトに関わり、全体の方向性を翻訳・調整した。

安田 この場所は実は公道ではなく、限りなく公道に見える私道なんです。そのため自由度は高い。ゼロから考えられる余地もある。そこにすごく可能性を感じました。

とはいえ正直に言うと、最初は「道をつくる」という仕事をどう捉えればいいのか、戸惑いもありました。「道とは何かを考えて、新しく造る」みたいな仕事は、さすがにやったことがなかったから(笑)。何から手を着ければいいのか迷いましたが、とりあえず歴史から調べたりしました。

でも僕自身は、都心にある髙島屋より、玉川髙島屋S.C.を利用していましたし、アレーナ通りも知っていました。ただ、駐車場を利用する時に通過する場所という印象が強く、歩道は狭いしひとけもない、暗いイメージがありました。そう考えるうちに、人が通りたくなるのは単純に明るい場所なのではないか、気持ちよさや軽さは必須だと思うようになったのです。

もちろん回遊性や地域との関係性も大切ですが、まず明るさや気持ちよさが必要ではないかとご提案し、それを実現するにあたって、建築家DDAAの元木大輔さんが適任だと考え、参画していただいたのです。

「完成しない街角」という合言葉

清瀨 元木さんとはお仕事をご一緒したこともあり、道と建築の間にある可能性を意識されている方だと感じていました。安田さんから元木さんの名が挙がったとき、受けてくださるなら、いいチームになるのではないかと確信しました。

武笠俊彦(東神開発 事業創造本部) そうやってはっきりと答えを決めずに議論を重ねる中で、プロジェクトの軸として「完成しない街角」というキーワードが浮かび上がってきました。ゼロからものを生み出していく際に、みんなで共有する隠しテーマのようなものです。

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東神開発 事業創造本部・武笠俊彦さんは「今回のプロジェクトは過去の開発ノウハウでは立ちゆかない難しさがありました」と振り返る。

安田 最初から「完成しました、どうぞ使ってください」という場所にはしたくなかったんです。朝と夜、春と秋、数年後──訪れるたびに少しずつ違う表情がある。完成をゴールにせず、更新され続けることを目標にする。その状態を、仮に「完成しない街角」と呼んでいました。

元木大輔(DDAA 代表) この言葉を聞いたとき、すぐに「これはやりたい」と思いました。実はこれまで自分たちの研究テーマとして、「完成しない都市・建築・プロダクト」という切り口でリサーチしたり、プロトタイプを考えたりしていたので、道に対してもとても興味がありました。日本の道は移動のためだけに使われすぎていると感じていたんです。

そこで「公園のような通り」というイメージを提案しました。公園は都市の中にあるプログラムの中で、何をしに行ってもいいし、何もしなくてもいい、目的が曖昧なまま存在できる場所ですよね。完成しない街角というのも、要はそういう何か目的なく来れる場所という質を持っているといい。目的を持って来る人だけじゃなくて、待ち合わせに使えたり、作業に使えたり、打ち合わせに使えたり……。

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DDAA 代表・元木大輔さん。建築家として探求していたテーマと本プロジェクトが重なるところがあり、「公園のような通り」というイメージから、空間の骨格が組み立てられた。

元木 商業の場合、何かものを考える時にターゲットを絞って制限しがちですが、それをすればするほど、逆説的に「自分たちのものではない」という感覚というか、無意識に敵か味方かの判断を迫られる気がしてしまう。だから曖昧なものが曖昧なままで存在できるようにしたいと考えた。このプロジェクトでは、何か選択したり行動する際に、そのムードを壊さないよう、すごく意識しました。

清瀨 方向性としては、ある程度ふわっとしていていいと思っています。ただ、細部についてはまったく逆で、かなり細かく見ています。「魂は細部に宿る」という言葉が好きで、そこを疎かにすると、全体が一気に崩れてしまう気がするんです。だから、つくり上げる最後のところは、必ず詰め切った状態にする。そのバランスが大事だと思っています。

ペルソナを置かない、という判断

― 具体的な空間デザインは、どのように決まっていったのでしょう。

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通りに向かって張り出すカウンターが印象的な店内。道と店内の距離を縮め、人の気配が自然に交わる。Photo: Kenta Hasegawa

元木 まず決めたのは、「通りを主役にする」ということでした。そのために、通りに面するファサードラインを約2メートルセットバックして歩道を広げています。

清瀨 不動産的には賃貸面積が減る判断ですが、ここは通りの価値を優先しました。

― それをオーナーとして受け入れるのは、なかなかできないことです。

清瀨 ちょっと面積が減るぐらいだったら問題ないと判断して、その根拠をちゃんと示せば会社は理解してくれると思い、説得しました。

― その判断があったから道幅は拡がり、人を受け入れる「主役となる道」ができたのですね。

清瀨 ターゲティングやペルソナを細かく設定して空間を組み立てていく方法は、これまで多くの商業施設で用いられてきました。ただ、そうした前提を置かずに、まず「いい状態」を用意しておき、それをいいと感じる人が自然に集まるほうが、この場所にはふさわしいと考えたのです。

そうすることで、人が自然と集まる場をつくることにつながる。玉川髙島屋S.C.や京都髙島屋S.C.の取り組みを通じて、商業施設がお客様を細かく区切らなくても成立する可能性を、私たち自身が感じていたことも背景にあります。

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これまで日本橋髙島屋S.C.など、数々の大規模プロジェクトを率いてきた清瀨さん。テナント構成や場のあり方についての折々の判断が、「P.」の方向性を形づくった。

元木 次に考えたのが、通りに向かって大きく張り出すカウンターです。普通の飲食店なら、奥に厨房、手前に客席をつくります。でも今回は、カウンターをできるだけ道に近づけています。通りから挨拶ができる距離、声が届く距離をつくりたかったのです。

清瀨 結果的に、「あれ、はみ出してない?」と感じるカウンターになりましたが、実はすべて元の区画内に収まっています。でも、そう見えること自体が、街との距離を縮めているんですよね。

通りを主役にするための決断

元木 通りを主役にするために、どの程度の規模が適切か、どんなカウンターのあり方がよいかを検討しました。また、人を受け入れる場として、朝から晩まで開いている状態をつくりたいと考え、どのような業態がふさわしいのかも議論しました。

コーヒーやハンバーガー、タコスなど、いわゆるハンドフードがいいのではないか、コーヒーは欠かせない、ビールも出したい——そうした意見を出し合いながら、少しずつかたちにしていきました。

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フードコートの中心に設けられたP字型の共有カウンター。出店している店舗が共同で使用し、ドリンクやフードを提供する。朝から晩まで、人の流れが途絶えることはない。Photo: Kenta Hasegawa

武笠 一般的なフードコートと異なり、ここでは、3店舗のスタッフが一つのオープンカウンターをシェアしています。カウンターを中心に人が行き交うライブ感や利用者とのコミュニケーションが生まれています。でもここにたどり着くまでは、さまざまな困難がありましたね。

安田 最終的に、飲食のディレクションをマックス・ハウゼガさんに依頼しました。彼のつながりから、出店する店舗が決まっていったのです。

清瀨 共有している厨房は仕切りこそありますが隣接していて、互いの動きが自然と影響し合う関係になっています。出店者同士のコミュニケーションがなければ、うまくいかない仕組みです。

今回は、オーナー同士がコミュニケーションを取れる関係だったことが、この形を成立させました。安田さんが元木さんとマックスさんをつなぎ、マックスさんがそこからテナントの皆さんへと関係を広げていった。そうしたネットワークの中で、プロジェクトが形になっていったのだと思います。

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抽象的な議論を重ねながら、場の核となる考え方をすくい上げていく。そうした思考の積み重ねが、「P.」の包容力を形づくっている。

安田 この規模のプロジェクトで、そんな流れでいいのだろうかとも思いましたが、全く知らない人たちに「よさそう」「面白くなりそう」とお声がけして始まったとしたら、実際には気持ちの共有と修正に時間がかかると思うのです。気持ちいい場所をつくるためには、その関係性も含めて気持ちよいものでないと、実現は難しかったかもしれません。

使いこなされて、はじめて成立する

元木 空間をデザインするうえでの大きな要因に、「どう使いこなしてくれるか」があります。例えばアパレルのブランドであれば、服の見せ方や動き方も含めて、空間をどう使うかがある程度想像できますし、レギュレーションによって空間の質を保つことができます。今回は単一の店舗だけでなく複数の飲食店が入りながらも、この場所の空気を読み取って自然に使いこなしてくれる人たちが必要だと考えていました。

安田 最終的に、マックスさんの店舗にも入ってもらうことになりました。彼に全体のディレクションを担ってもらい、この場所に常に関わってもらう体制をつくれたことは、必然だったと感じています。

― 「P.」という名前は、どのように決まったのですか。

安田 最初は通りの名前を変える案もありました。でも考えていくうちに、この場所に必要な要素がすべて「P」から始まることに気づいたんです。Park、Path、People、Play、Parking……。意味を限定しすぎる名前は、入るお店や使う人の邪魔になる。だから一文字だけにして、しかも省略形であることを示すためにピリオドをつけました。「P.」なら、誰でも覚えられるし、意味を広げ続けられます。

― 素材や色においても「新しすぎなさ」が印象的です。

元木 最初から「ピカピカにしない」というルールがありました。既存のオレンジ色の柱や石畳を活かし、ベタ塗りの色は使わない。素材のムラや経年変化を前提にしています。結果として、「前からあったように感じる」空間になりました。緊張せずに入れるのは、その影響が大きいと思います。

街の表情が変わった

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建物をセットバックして生まれた、西館ストリートの歩行空間。植栽とベンチ、店の気配が重なり、通りとしての居心地がつくられている。

― オープン後、街にはどんな変化が起きていますか。

武笠 何より印象的なのは、通りを行き交う人々の表情や佇まいが変化したことです。今までにない生き生きとした空気を感じられます。

清瀨 通行量は、数字で見ても約3倍に増えました。体感としても、人の流れや滞在の仕方が大きく変わっています。実は裏テーマに「スウェットやビーサンで来られる場所にしよう」というのがありました。25年4月のオープン直後は、おしゃれをして来る方も多かったのですが、今はもっと力の抜けた雰囲気が定着して、ふらっと立ち寄る人が増えました。

この場所が、商業施設の一部というより、公共性の高い「街の居場所」になりつつあると感じています。

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通りの中にさりげなく置かれたサイン。情報を主張しすぎず、風景の一部として機能するよう、細部まで配慮されている。

― 2025年度のグッドデザイン金賞を受賞されました。応募についての感想などお聞かせください。

元木 評価されるためだけにつくったわけではありませんが、今回はストリートとフードコートをあわせて受賞しました。場としての「見た目」だけでなく、その社会的な意味や長期的な効果まで含めて評価されたことがうれしかったですね。チームとして目指していた方向性を評価していただいたと感じています。

清瀨 「いい場所をつくる」というシンプルな目的を、チーム全員で共有できたこと。それが結果として評価につながったのなら、素直に嬉しいですね。

― 目的を持たずに立ち寄り、何もしない時間を受け止めてくれる場所は、偶然の産物ではありません。そこには、人と人とのネットワークがあり、人を受け入れる度量を保ち続けるデザインの力があります。これからのストリートと「P.」のあり方も、引き続き楽しみにしています。本日は、ありがとうございました。


玉川髙島屋S.C. 西館ストリート/フードコート「P.」

東神開発株式会社/株式会社DDAA

二子玉川「P.」は、玉川髙島屋S.C.西館ストリートとあわせて構想された、ストリート型フードコートである。商業施設内にありながら、目的を定めずに立ち寄り、何もしない時間を受け止める「街の居場所」として、「完成しない街角」を合言葉に計画。通りを主役とする空間構成や用途を限定しない設え、素材の経年変化を前提としたデザインにより、時間と使われ方に応じて更新され続ける状態を実装し、商業と公共の新たな関係性を提示した点が評価された。


受賞詳細
2025年度グッドデザイン金賞 https://www.g-mark.org/gallery/winners/33733

ディレクター
CEKAI 安田昂弘十DDAA 元木大輔

デザイナー
DDAA 村井陸、中村太紀

 
この記事は東神開発株式会社とGood Design Journalの企画広告です。


石黒知子

エディター、ライター

『AXIS』編集部を経て、フリーランスとして活動。デザイン、生活文化を中心に執筆、編集、企画を行う。主な書籍編集にLIXIL BOOKLETシリーズ(LIXIL出版)、雑誌編集に『おいしさの科学』(NTS出版)などがある。


益永研司

写真家

六本木スタジオ、ナカサアンドパートナーズを経て、2013年益永研司写真事務所を設立。建築・インテリア・デザイン・ランドスケープなどの被写体を中心に、雑誌、広告全般などさまざまなジャンルで活動している。

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