グッドデザイン賞で見つける 今、デザインが向き合うべき 課題とは

グッドデザイン賞の重要な役割の一つに、次なる社会に向けた可能性や課題の発見があります。フォーカス・イシューはこの役割を担うために生まれた、デザインがいま向き合うべき重要な問いを深めることに特化した取り組みです。

フォーカス・イシューでは、審査プロセスを通して探求すべきと考えるテーマを「イシュー」として設定。応募対象を観察しながら、これからの社会における可能性やデザインの役割と意義について思索を重ね、審査後に提言として発表します。

STEP
1
応募対象から次なる社会に向けた可能性や課題を発見
STEP
2
イシューを決定
STEP
3
イシューを基に調査・分析を実施、受賞者や識者との議論を重ねる
STEP
4
最終提言を発表
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はじめの一歩から ひろがるデザイン:フォーカス・イシュー テーマ決定

「デザインのシンクタンク」というビジョンを掲げ、受賞作の背景にあるデザインの“うねり”を捉え、年度ごとの「テーマ」に据えるグッドデザイン賞フォーカス・イシュー。2024年度、一連の審査プロセスを経て定めたテーマが「はじめの一歩から ひろがるデザイン」だ。この言葉の背景に込められた意図とは?

2024.11.01
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focusedissues2023_010

デザインの“定点観測”から見る、「課題先進国」で豊かさや幸福を探る論点──デジタル庁・浅沼尚 × KOEL・田中友美子×グッドデザイン賞・齋藤精一【Featured Projects 2024】

約60年以上にわたり、その年ごとに“よいデザイン”を定義し選出してきたグッドデザイン賞。その活動の軌跡は、変化し続けるデザインの“定点観測”とも言えるだろう。意匠から、その背景にあるプロセスや素材、環境、社会性まで。プロダクトからデジタルなもの、仕組みや取り組みにいたるまで。デザインという言葉が担う領域とともに、その潮流も着実に変化を重ねている。そうした変化を私たちはどのように捉え、向き合えばよいのだろうか。

2024.08.19
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その社会課題を解決してはいけない – 中村 寛

審査委員ではない外部有識者の立場から、すべての審査対象を見つめ、“うねり”を探ってきたフォーカス・イシュー・リサーチャー。3人それぞれの専門性や切り口から、審査プロセスに伴走する中で見えてきた気づきや視点について書いてもらった。 今回は、デザイン人類学者の中村寛が、解決すべき「社会課題」に直面したときに求められる「勇気」について考察する。 本記事は、2023年度フォーカス・イシューレポートにも収録されています。

2024.07.08
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focusedissues2023_008

あらゆる新規事業が、グッドデザイン賞を目指すべき理由 – 林亜季

審査委員ではない外部有識者の立場から、すべての審査対象を見つめ、“うねり”を探ってきたフォーカス・イシュー・リサーチャー。3人それぞれの専門性や切り口から、審査プロセスに伴走する中で見えてきた気づきや視点について書いてもらった。今回は、フォーカス・イシュー・リサーチャーの林亜季が、ビジネスの視点から、デザイナーに限らずあらゆるビジネスパーソンがグッドデザイン賞を目指すべき、と明言するその理由を紐解きます。

2024.05.16
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focusedissues2023_007

グッドデザイン賞という定点観測──野見山桜

審査委員ではない外部有識者の立場から、すべての審査対象を見つめ、“うねり”を探ってきたフォーカス・イシュー・リサーチャー。3人それぞれの専門性や切り口から、審査プロセスに伴走する中で見えてきた気づきや視点について書いてもらった。今回は、デザイン史家の野見山桜が、グッドデザイン賞という「今」のデザインを評価する活動の意義と、その可能性について考察する。

2024.04.17
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経済合理性と公益性、環境配慮を両立させる、“全方良し”のビジネスモデル──Kuradashi・河村晃平 × 林亜季

2023年度フォーカス・イシュー・リサーチャーを務める林亜季は、グッドデザイン金賞を受賞したソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を、「社会的にも、会社的にも、個人的にも『全方よし』のグッドデザイン、グッドビジネス」として興味深い事例に挙げた。ソーシャルグッドなビジネスであると同時にスタートアップとしても成功を遂げる同社のビジネスモデルはいかにして生まれたのか。取締役執行役員CEOの河村晃平に話を訊いた。

2024.03.29
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人ならざるものの声に耳を澄ませ、流域の「共同体」を紡ぎ直す──麻豆大地芸術祭・龔卓軍 × 中村寛

「2023年度のフォーカス・イシュー・リサーチャーを務める中村寛は、グッドデザイン金賞を受賞した「One Thousand Names of Zeng-wen River, 2022 Mattauw Earth Triennial」を、デザインだけでなく人類学の観点からも興味深い作品として挙げた。流域の人間と人間以上のものの共同体を編み直した芸術祭はいかに生まれたのか。総合キュレーターを務めた龔卓軍(ゴン・ジョジュン)氏に、芸術祭の制作プロセスについて訊いた。

2024.03.21
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勇気と有機のあるデザインを紐解く:2023年度フォーカス・イシューレポート公開

2023年度グッドデザイン賞を通して見てきたデザインの“うねり”「勇気と有機のあるデザイン」を生み出していく、9の視点と23の提言を公開

2024.03.15
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focusedissues2023_003

いまなぜデザインに「勇気」と「有機」が求められるのか──2023年度フォーカス・イシュー テーマの背景意図

「勇気と有機のあるデザイン」──今年度より、目的・プロセスとも刷新し、新たなスタートを切ったグッドデザイン賞フォーカス・イシュー。「デザインのシンクタンク」というビジョンを掲げ、受賞作の背景にあるデザインの“うねり”を捉え、年度ごと「テーマ」に据える。2023年度、一連の審査プロセスを経て定めたテーマが「勇気と有機のあるデザイン」だ。この言葉の背景に込められた意図を詳述する。

2023.10.25
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focusedissues2023_002

勇気と有機のあるデザイン:フォーカス・イシュー テーマ決定

今年度より、目的・プロセスとも刷新し、新たなスタートを切ったグッドデザイン賞フォーカス・イシュー。「デザインのシンクタンク」というビジョンを掲げ、受賞作の背景にあるデザインの“うねり”を捉え、年度ごと「テーマ」に据える。2023年度、一連の審査プロセスを経て定めたテーマ「勇気と有機のあるデザイン」。この言葉の意図とは。

2023.10.05
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