グッドデザイン賞で見つける 今、デザインが向き合うべき 課題とは

グッドデザイン賞の重要な役割の一つに、次なる社会に向けた可能性や課題の発見があります。フォーカス・イシューはこの役割を担うために生まれた、デザインがいま向き合うべき重要な問いを深めることに特化した取り組みです。

フォーカス・イシューでは、審査プロセスを通して探求すべきと考えるテーマを「イシュー」として設定。応募対象を観察しながら、これからの社会における可能性やデザインの役割と意義について思索を重ね、審査後に提言として発表します。

STEP
1
応募対象から次なる社会に向けた可能性や課題を発見
STEP
2
イシューを決定
STEP
3
イシューを基に調査・分析を実施、受賞者や識者との議論を重ねる
STEP
4
最終提言を発表
focusedissues2025_006

原点回帰を貫いたSigma BFから探る「求心力」のデザイン

フォーカス・イシュー・リサーチャーの林亜季は、2025年度の提言として「遠心力の時代に、『求心力』をデザインする」を打ち出した。その提言を体現する事例として挙げたのは、2025年度グッドデザイン金賞・経済産業大臣賞を受賞したレンズ交換式フルサイズミラーレスカメラ「Sigma BF」である。株式会社シグマ代表取締役社長の山木和人と、国際マーケティング部ブランド戦略課課長の森田帆七との対話を通じて、コンセプトを「やり抜く」ことで生まれた求心力の源泉を探った。

2026.04.28
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“都心の公園”から広がる、「社会のOSを書き換える」デザイン──山田裕貴 × 太田直樹

フォーカス・イシュー・リサーチャーの太田直樹は2025年度の提言のなかで、「社会のOSを書き換える」をキーワードにあげている。その言葉を体現する事例として着目したのが、千代田区内58の公園を“全体”として構想し直した「千代田区公園基本方針2025+公園リニューアル」だ。その全体設計を担ったのが、景観・土木デザイナーの山田裕貴(株式会社Tetor 代表取締役)だ。100年先を見据えた公園づくりの思想とその手法が全国に“広がる”可能性を探るべく、リニューアルを終えたばかりの千代田区立錦華公園を歩きながら、太田が山田に話を訊いた。

2026.04.22
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focusedissues2025_004

半世紀前から「デザインは経営資本」。デザインと経営の幸福な関係とは?──鳥井信吾 × 林亜季

フォーカス・イシュー・リサーチャーの林亜季は、2025年度の提言として「遠心力の時代に、『求心力』をデザインする」を打ち出した。その提言内容をいっそう深めるべく、対話を打診したのは大阪商工会議所会頭であり、サントリーホールディングス株式会社 代表取締役副会長の鳥井信吾だ。今回は誌面の都合上レポートに載せきれなかったエピソードも含め、対話の様子を全文公開する。

2026.03.05
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デザインの自由と解放:2025年度フォーカス・イシューレポート公開

2025年度グッドデザイン賞を通して見てきたデザインの"うねり"「デザインの自由と解放」と、社会が向き合うべきと考える6つの提言を公開

2026.02.26
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銀座に具現化した「余白」のデザイン──Ginza Sony Park Project・永野大輔 ×人類学者・中村寛

グッドデザイン賞の審査を通じて、デザインの新たな可能性を考え、提言する活動「フォーカス・イシュー」。本記事は、2025年度グッドデザイン賞 フォーカス・イシューの発表に先駆け、そのプロセスとして行われた対談を先行公開するものです。

2026.2.20
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グッドデザイン大賞から3年、チロル堂「意識変容」のデザイン──吉田田タカシ×坂本大祐×太田直樹

2025年度フォーカス・イシュー・リサーチャーの太田直樹は、3年前にグッドデザイン大賞を受賞した「まほうのだがしやチロル堂」の“その後”を追うことにした。たずねたのは、共同代表のうちの2人、吉田田タカシと坂本大祐。彼らとの対話から、新たな仕組みがまちへと根付き、人々の日常的な行動変容から、社会の価値観そのものが変わるプロセスを検証していく。

2026.1.29
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focusedissues2024_007

「現代の活動家」としてのデザイナーの可能性──2024年度グッドデザイン賞から考える【太田直樹 × 中村寛 × 林亜季】

「デザインのシンクタンク」というビジョンを掲げ、受賞作の背景にあるデザインの“うねり”を捉え、年度ごとの「テーマ」に据えるグッドデザイン賞フォーカス・イシュー。2024年度、一連の審査プロセスを経て定め、提言として発表したレポートが『FOCUSED ISSUES 2024 はじめの一歩から ひろがるデザイン』だ。賞の審査委員「ではない」外部からの視点で、審査過程に伴走しながら同提言を作り上げたフォーカス・イシュー・リサーチャーの3名が、2024年度のフォーカス・イシューを総括し、これからを展望した。

2025.5.30
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focusedissues2024_006

企業で、デザイナーが“はじめの一歩”を踏み出すには?──パナソニック臼井重雄 富士フイルム堀切和久 × グッドデザイン賞齋藤精一

2024年度フォーカス・イシューの取り組みとして、東京ミッドタウン・デザインハブにて開催されている「はじめの一歩から ひろがるデザイン展」。本企画のオープニングではパナソニック臼井重雄氏、富士フイルム堀切和久氏をお招きし、トークセッションを開催した。"デザイン×経営"の先頭を走る面々の考える、企業における「はじめの一歩」とは。

2025.4.21
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focusedissues2024_005

イノベーションを後押しする「暗黙知の形式知化」としてのデザイン──入山章栄 × 林亜季

フォーカス・イシュー・リサーチャーの林亜季は、2024年度の提言として「『アイデンティティ』を疑うことから始める」を打ち出した。その提言内容をいっそう深めるべく、対話を打診したのは早稲田大学ビジネススクール・教授で経営学者の入山章栄だ。今回は誌面の都合上レポートに載せきれなかったエピソードも含め、対話の様子を全文公開する。

2025.3.20
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focusedissues2024_004

「プルリバース(多元世界)」から考える、デザインの「脱植民地化」──アルトゥーロ・エスコバル × 中村寛

フォーカス・イシュー・リサーチャーの中村寛は、2024年度の提言として「内なるクリエイティヴィティとともに、自然-文化-経済(nature-culture-economy)のエコシステムを脱植民地化する」を打ち出した。その提言内容をいっそう深めるべく、対話を打診したのはノースカロライナ大学の名誉教授で人類学者のアルトゥーロ・エスコバルだ。

2025.3.5
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