focused-issues-logo

グッドデザイン賞で見つける 今、デザインが向き合うべき 課題とは

審査プロセスをとおして 社会におけるこれからのデザインを描く、 グッドデザイン賞の取り組み「フォーカス・イシュー」

thumbnail

2022年度フォーカス・イシュー

2022年度記事を掲載

2022 - 動き続ける「いま」を問いなおす

2023.07.27


フォーカス・イシューは、グッドデザイン賞の特別プロジェクトです。審査委員から選ばれたディレクターが、各自で定めたテーマをもとに、賞の審査を通じて得たインサイトを提言としてまとめ、年度ごとに発表しています。

ディレクター提言

iishi_ai
飯石藍 都市デザイナー|公共R不動産 コーディネーター / 株式会社nest 取締役

テーマ:続いていくデザイン 「自分たちが変える」という民主的な感覚を取り戻す。主導権を手渡し、つないでいくデザイン

suzuki_gen
鈴木元 プロダクトデザイナー|GEN SUZUKI STUDIO 代表

テーマ:ちょうどいいデザイン 余白を残して、最後は委ねる。使い手への信頼が、長く暮らしを共にできるプロダクトを生み出す

dominique_chen
ドミニク・チェン 情報学研究者|早稲田大学 文学学術院 教授

テーマ:「わたしたち」のウェルビーイングをつくるデザイン 「わたし」の尊重と、「わたしたち」の協働。その両立をデザインするために

nakagawa_erika
中川エリカ 建築家|株式会社中川エリカ建築設計事務所 代表取締役

テーマ:ひとことで言えないデザイン 誰もがつくり手になり、“暫定一位”を更新し続ける。複雑で厄介な問題を解くためのデザイン

laila_cassim
ライラ・カセム デザイナー/アートディレクター|一般社団法人シブヤフォント

テーマ:半径5mの人を思うデザイン やさしい社会は、“半径5m”からはじまる。「当たり前」の問いなおしから、波紋を広げていくデザイン

ディレクター×受賞者・識者対談

ディレクターは、テーマに対して理解を深めるために受賞者・識者と対談を行いました。

解釈の余地あるデザインが、多様な人々を包摂する──中川エリカ×Honda UNI-ONE

「面倒くささ」が育む、世代を超えて「続いていく」デザイン──馬場達郎×飯石藍

「わたしたち」という感覚は、いかにして拡張される?──山古志住民会議・竹内春華×ドミニク・チェン

「支援」を超えて、目の前の関係性からはじめるデザイン──吉田田タカシ×ライラ・カセム

「利他」から考える「ちょうどいいデザイン」──伊藤亜紗×鈴木元

インタビュー

フォーカス・イシューをもっとよく知るための特別インタビューです。

いまデザインがなすべきは、交わり、羅針盤を作ること──2022年度グッドデザイン賞から考える【安次富隆×齋藤精一】

オーソリティからフロンティアへ。変わるデザインの社会的使命と、グッドデザイン賞フォーカス・イシューの軌跡